友人や知人のプレゼントにおいて、プリザーブドフラワーを検討する人もいるのではないでしょうか。プリザーブドフラワーは特別な技法で生花を加工し、花の美しさを持続させることができます。どんな花でもできるわけではないので、向いている花について理解しておくことが重要です。今回は、プリザーブドフラワーに向いている花や花を選ぶ際のポイントについて解説します。プリザーブドフラワーに興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
1.プリザーブドフラワーに向いている花
ここでは、プリザーブドフラワーに向いている4つの花を紹介します。
- 薔薇
- 菊
- 胡蝶蘭
- カーネーション
それぞれ説明します。
・薔薇
色味や種類が豊富であり、さまざまなプリザーブドフラワーを楽しめます。大きさも色々あり、多種多様なプリザーブドフラワーを作れるので、自分好みのものが見つかるはずです。一見すると薔薇とはわからないようなものもあるので、使用する花によって印象をガラッと変えることができます。
・菊
黄色のイメージが強い菊ですが、グラデーションタイプや色味が多様なので、さまざまなプリザーブドフラワーを作れます。全体的に丸い形や開いた形など、形の違いだけでなく大きさにも違いがあるのが特徴です。生花が傷みやすい夏の時期など、手間のかからない花をプレゼントしたい場合に利用されることもあります。
・胡蝶蘭
一輪でも存在感がある胡蝶蘭は高級感を引き出しやすいといえます。花びらに厚みがあるので加工がしやすく、カラーアクセントによってアレンジを楽しむことができます。
・カーネーション
母の日にプレゼントされるカーネーションもプリザーブドフラワーにおすすめです。柔らかいしっとり感が特徴的であり、瑞々しい肌触りを楽しめます。花びらが多く色味も豊富なので、種類によって印象が大きく変わります。
2.プリザーブドフラワーにする花を選ぶポイント
ここでは、プリザーブドフラワーにする花を選ぶ際の2つのポイントについて説明します。
- 鮮度
- 加工のしやすさ
それぞれ説明します。
・鮮度
プリザーブドフラワーにする花を選ぶ際、鮮度が良いものを選ぶ必要があります。花がしおれて、色の濃淡が薄いのものではなく濃いものを選ぶことが重要です。ガクが緑色で瑞々しければ新鮮な証拠です。茎の切り口が黒ずんでいるのは古く、葉が色褪せているのは鮮度が悪い証拠なので避けるようにしましょう。
・加工のしやすさ
プリザーブドフラワーにする花は加工しやすい花を選ぶことが重要です。花びらが薄く、茎が細い花はダメージを受けやすいので向いていません。花びらに厚みがあり、茎がしっかりしている花はダメージに強いので加工しやすいといえるでしょう。初心者は花の扱いに慣れておらず、花を傷付けてしまう恐れがあります。慣れないうちは、花びらと茎から加工のしやすさを見極めるようにしましょう。
3.まとめ
プリザーブドフラワーに向いている花は「薔薇」「菊」「胡蝶蘭」「カーネーション」の4種類であり、色味が豊富で花びらがしっかりしている必要があります。これらの花は大きさや形もさまざまなので、種類によって印象も大きく変わります。花を選ぶ際は「鮮度」「加工のしやすさ」の2つのポイントを押さえ、花びらの厚みと茎の太さを確認することが重要です。